惜別!旧3000系 (2)
臨時快速特急の運転(1)
3月10日の定期運転の終了後、旧3000系電車は寝屋川車輌工場に入場し、
3月23日〜31日の土・日4日間に臨時快速特急として運転されるための
化粧直しを施されました。大きな変化はダブルデッカーが外され、初期の頃の
7輌編成に組み替えられました。そしてダイヤ改正前日の15日に試運転です。
その日にいくつかの偶然が重なって試運転電車に遭遇しました。(西三荘駅にて)
この時には誰も予想していなかった化粧直しが運転当日までに追加されました。
3月23日、臨時快速特急初日
午前10時少し前、回送電車が萱島駅を通過して中之島駅へ向かいます。
な、なんと!「テレビカー」が2輌になっている!
ちょっとわかりにくいですが京都寄り(右)1輌目と4輌目がテレビカー。
(2輌を1枚の画面に納めたいためにこの撮影場所を選んだのでした。)
さらに偶然にもこの回送電車は旧塗装の2400系と顔合わせ!
臨時快速特急は昔のように京橋駅〜七条駅間はノンストップで運転されます。
大和田駅
早くから待ち構える撮り鉄軍団!
西三荘駅
私は誰もいない門真市駅付近の歩道橋で撮影。上り線の真上には先客が一人だけ。
先頭車は「KEIHAN」のロゴと女性専用車のステッカーが外され、
「テレビカー」の文字が初期の頃の赤色でレタリングされています。
先頭車は「にせテレビカー」(笑)で、こちらが本物。
そして臨時快速特急の入庫回送を枚方市駅で待つことにします。
旧塗装2400系の上り準急が到着
それを待っていたかのように回送電車が通過。昔懐かしい風景が再現された!
(ちびっ子軍団が通過直前に現れて私達の前で撮影を始めた!)
上は本物のテレビカー。下はにせ(復刻版)テレビカー。
寝屋川車輌基地へ向かう回送電車を見送って初日の撮影は終了
臨時快速特急の出庫回送・入庫回送ともに旧塗装の
2400系と一緒に撮影出来たラッキーな一日でした。
そして二日目の24日にはさらに思いもよらない出来事が!
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京阪電車の平成時代
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