愛媛県内子町にある芝居小屋「内子座」は、大正5年に
大正天皇の即位を記念して創建されたが、老朽化により
取り壊しになるところを、町民の熱意で昭和60年に復活。
現在では1年に80日近くの公演があり、公演のない日は
内部を見学でき、年間約7万人もの人々が訪れる。
内子座正面(2003年8月)
舞台の左が黒簾 (くろみす、お囃子のいるところ) |
舞台の右がチョボ床 (ちょぼゆか、義太夫語りのいるところ) |
中央客席(桝席)の左が花道 舞台正面の上にかかっている額は扁額(へんがく) 「芸於遊」(芸に遊ぶ)と書いてある |
2階席の大向(おおむこう)から桝席を見る |
2階席はふつう料金が安いので、定連や劇通が多く、 「大向をうならせる」とは、芝居が上出来のことをいう。 |
舞台から客席を見る(回り舞台がある)
裸電球の灯る石組みの奈落(舞台の真下) 昔は人力で舞台を回していた |
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