Part 2 (1)
2009年の秋の夕暮れ、稲刈りで残った切り株を焼く煙が、
夕陽に赤く染まる河内森付近の田んぼに立ち昇ります。
その中をゆっくりと走る京阪電車の風情をお楽しみください。
では、「京阪電車秋景色 in 河内森」 Part 2の開演です。
沈みかけた太陽が一瞬
雲間から顔を出す時がある
取り入れの終わった稲の束が
夕陽を浴びて金色に光る
そんなときに電車は来ない
そしてまたしばらくすると
夕陽は雲に隠れてしまう
コントラストのない風景の中に
青い電車が静々と登場する
稲の切り株を焼く煙の中を青い電車がゆっくりと登ってくる
日本的な風景の中では「白」は似合わない
京阪電車の平成時代
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