ではなくて
関西本線の写真情報です。(笑)

青春18旅・なにこれ?

(11月5日、TV番組「ナニコレ珍百景」で放送されました。)


(2014年9月8日)


大阪から名古屋へ行く場合は新幹線か近鉄特急が
一般的ですが、青春18きっぷの旅では関西本線を
経由して普通列車を乗り継いで行く方法があります。

夏休みも終わってしまった時期に、私は四日市と桑名で
ナローゲージ鉄道の撮影を終え、桑名から関西本線の
快速に乗って名古屋を目指していました。その途中で
「なにこれ?」という風景に出逢ってしまったのです!



(写真1)

写真1は何の変哲もない列車のすれ違い風景ですが、この踏切では鉄道ファンなら
喜びそうな風景が時々見られるのです。もっとも地元の方にとっては見慣れた
風景かもしれませんが、遠方から青春18きっぷで旅をする鉄道ファンにとっては
「なにこれ?」ともいえるシーンが展開するのです。では心の準備はいいですか?

上の写真の線路は一見して複線に見えますが、ほとんどが単線の関西本線では下の写真2のように
駅の構内で上り下りの列車が交換(行き違い)をするようになっています。しかし写真1の場所は
駅のない所で列車の行き違いをさせるために部分的に複線にしてあるところなのです。



(写真2)

2014年9月8日、桑名で三岐鉄道の撮影を終えた私は、快速「みえ12号」に乗り込み、
空席があるにもかかわらず名古屋までの30分を先頭車の運転室の後ろに立っていました。


そして、いよいよ運命の時がやってきました!


写真1の場所にさしかかると列車はスピードを落とし、踏切の手前で止まってしまいました。
「駅ではありませんが列車の行き違いのためにしばらく停車いたします。」のアナウンスが。

そして何と閉じていた踏切が開いて車や人が渡り始めたのです!
(残念ながらその風景はカメラの電池切れで撮影出来ませんでした。)


「ああ、対向列車が遅れているのかな?」と、その時はなんとなく思っていましたが、
よく考えると列車を止めて車が先に渡る踏切など、そんなにあるものではありません。

しばらくすると再び警報機が鳴り始め、踏切の遮断機が下りて来ました。
そして下りの快速「みえ11号」が写真1のように通過して行きました。
それではこちらの列車もすぐに発車するだろうと思いきや・・・・・・

なんと再び踏切が開いて車や人が渡り始めたのです!

しばらくしてやっと踏切が閉じ、こちらの列車が発車する番になりました。
この間5分以上は田んぼの真ん中に停まっていた感じです。(笑)


なお、この踏切の場所は列車に乗っていた時にはどのあたりなのか
わかりませんでしたが、後日TV番組「ナニコレ珍百景」に投稿すると
間もなく採用の通知があり、場所を調べた結果、弥冨駅〜永和駅間の
楽平(よしひら)踏切とわかり、現地でTVのロケをした後、11月5日に
放送されました。 その時の様子を次のページでご紹介しています。




 
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